クリスペルカーフの魅力を知る!【特徴&メンテナンス方法】
Crispell Calf クリスペルカーフ
製法や特徴など
原皮は牛革の中でもキメが細かく柔軟な最高級品であるカーフ(生後3~6ヶ月の仔牛)が使用されています。
そんな繊細なカーフを鞣す方法としては鞣し時間が短く済むクローム鞣しが一般的で、これをボックスカーフといいます。
そしてボックスカーフをメインに手掛けるドイツ名門タンナーであるベリンガー社が、ボックカーフの中でも最高品質として提供するのがこのクリスペルカーフとなります。
クリスペルカーフには水シボと呼ばれる細波の様な凹凸があるのが特徴で、独特の発色と相まって非常に高級感のある印象です。
クリスペルカーフの最大の特徴は、通常エイジングする事のないクローム鞣しのボックスカーフとは違い使用していくにつれて経年変化をするという事です。
その様はまるでタンニン鞣しされた皮革のように一層光沢が艶やかになり革質はしっとりとしていきます。
クリスペルカーフの魅力
この革の魅力は何と言っても豪華な風貌ですね。
タンニン鞣しの革と比較するとやはり高級感に関しては安定性が感じられます。
発色が鮮やかで贅沢感が強く、かつ水シボによる繊細で上品な印象も兼ねている・・・間違いのない皮革です。
そして、そんな印象をしっかりと保ちながら経年変化も見せてくれるというのがやはりクリスペルカーフの最大の魅力です。
気をつけておきたい事
クローム鞣しのクリスペルカーフは比較的に傷や水濡れには強く汚れも付きにくいので革自体の扱いなどに関してはそれ程気にかける事はありません。
敢えて言うならクリスペルカーフはエイジング(経年変化)すると言っても、劇的な変化が見られる訳ではないという事は知っておいて下さい。
クリスペルカーフのメンテナンス
クリスペルカーフはたっぷりとオイルが浸透しているので基本的にはお手入れする必要はありません。
手の油分によって自然に補われていくので、普段出来るだけ使ってあげる事が最高のメンテナンスです。
もし表面に違和感(硬さ・くすみ・カサつきなど)を感じた時には専用クリームなどを軽く塗ってあげて下さい。
Crispell Calf × Crispell Calf
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